2009年10月04日

被服

被服(ひふく)とは、本来「着るもの」との意味である。
現在、一般的には「着るもの」の呼称として衣類さらには衣服の語を用いることが多い。ただし、これらの語は被服に比べるとその範疇において限定的な意味合いが強い。また、「身につけるもの」としては服飾、服装の語も多用される。

一方で、被服の語は学術研究や教育、行政など特定の分野で用いられることが多く、したがって、専門用語としての理解と取り扱いも必要な語となっている。

被服学など学術的な分野における被服とは、衣類(衣服)、装身具(装飾品)などを含む人体の表面近傍に於いて用いることを目的とするものを総称しており服飾などの語よりも広義に捉えられる。
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人体あるいはその一部に纏ったり付けたりする目的で用い、形状もそれに適した物体を指す。現状においては、多くの場合、布(布帛)を縫合して着用に適した形状に仕立てた繊維製品である。

さらに人体の表面からその個人の最外層の間に存在する物体または環境、人体の近接環境などと捉えることもできる。前者の場合には、基本的に個人の自由意志により選択し改変することが可能な領域で、その領域内にはその個人のみが人間として存する。後者の場合には、生活環境を人間の近接環境である被服、近隣環境である住居(インテリア)に分割して考えている。なお、この場合においては人間の密接環境として化粧を取り上げることもできる。また、化粧に関しては、「塗る被服」と捉える事も可能である。

2009年09月26日

結婚差別

部落出身者と結婚すると血縁関係が生ずるため、「自分の家系(息子、娘)の血が穢れる」からと反対する家族(親戚なども)が多くいた。内密に身元調査や聞き合わせを行い、部落出身者と分かると結婚を許さない例や、好きな人と一緒になることに大変大きな妨げがあった。そのため部落民は部落民同士で結婚する事や、仮に部落外の人と結婚できたとしても、それは親族の祝福がない駆け落ちであったりする事が多かった。また、結婚差別に遭い、自ら命を絶つ者も多くいた。今でも、その傾向は少なからずあり、露骨に反対する場合・それ以外の理由に託けて反対する場合の両方がある。

1975年11月に部落地名総鑑事件が発覚し、被差別部落とされる地域を記した本が興信所などにより作成され購入者の人事部に配備されており、それを基にしてその地域に住んでいるものを意図的に不採用にするなどの例があった。行政書士などが職務上の権限を利用する例が後を絶たない。
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1956年1月、小説家石上玄一郎が『朝日新聞』文化欄に発表した評論の中で「文壇には、特殊部落的偏狭さがみちみちている」と記述。これに対して部落解放同盟が朝日新聞社を糾弾。朝日新聞社は「今後、部落問題をタブー視せず、前向きに差別の現実を書く」ことを約束した。
1967年1月と2月、小説家で精神科医のなだいなだが『毎日新聞』朝刊の人生相談欄『悩みのコーナー』にて、結婚差別を受けたという部落出身女性の投書に対して「部落民という考えは、内部の劣等感によって支えられている」「小さなつまらぬ悩みだ」と回答したところ、部落解放同盟が糾弾に乗り出した。

2009年09月14日

自転車用原動機を製作したことが社業の始まりとなり

自転車用原動機を製作したことが社業の始まりとなり、ヒットを記録。その後、原動機付自転車の分野でスーパーカブという空前絶後の大ヒット作を生み、世界のあらゆる地域で使用された。これによって、「スーパーカブのHonda」と知名度を大いに上げ、国際二輪業界において日本のメーカーが覇権を握る下地となった。スーパーカブは全世界通算で6,000万台(2008年4月末時点)が製造され、「世界で最も多く製造されたオートバイ」となっている。

社の業務として「モータースポーツの振興」を挙げるだけあって、スポーツモデルにも力を入れており、二輪ロードレースの世界最高峰カテゴリであるロードレース世界選手権 (MotoGP)や プロダクションレースであるスーパーバイク世界選手権(SBK)での実績をフィードバックしたスポーツモデルが好評である。また、公道走行可能なバイクだけでなく、ロードレーサーやモトクロッサーなどのコンペティションモデルの市販とサポートにも熱心である。
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ほとんどの分野、ほとんどの排気量において優秀なモデルを送り出し、オートバイ生産台数世界第1位の座を盤石のものとしている。

2008年からは浜松製作所で生産している中型・大型二輪部門を熊本製作所に移管、熊本製作所に二輪車の新工場を建設し浜松製作所の二輪生産に従事する1,500人は熊本製作所に配置転換された。浜松製作所では自動変速機の生産を強化する。

2009年09月02日

高齢出産

高齢出産(こうれいしゅっさん)とは、統計上または医学上、女性が35歳以上で子どもを産むことを指す。

なお、「35歳」という年齢に何か特別な意味があるのかと誤解されがちであるが、高齢出産のリスクは30歳を超えた頃から徐々に高まっていくものであり、35歳を境に「急に」危険性が上昇するわけではない。
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厚生労働省統計情報部によれば、2005年に40歳以上で出産した女性は2万348人で、1958年以降47年ぶりに2万人を超えたことを発表した。同統計によれば、35歳以上の出産は全体の16%に上り、うち第一子出産が3人に1人という状況であった。

高齢出産の「高齢」という意味は、一般語としての「高齢者」(通常60代以上を指す)とは一致していない。閉経後は女性は妊娠しなくなるため(日本人女性の平均閉経年齢は約50歳)、高齢者の女性は、自然妊娠のかたちでは子供を生むことはできない。

高齢出産のリスクには「高齢妊娠」に関するリスクと「高齢分娩」に関するリスクの2つに分けられる。なお、実際の高齢出産では大半が正常な妊娠・分娩の経過をたどっており、高齢出産が常に高いリスクを伴うということではなく、妊娠・出産時の夫婦の年齢が高いと、若いうちの妊娠・出産と比べて相対的にリスクが高くなるという意味である。

2009年08月18日

文化祭

文化祭(ぶんかさい)とは、幼児・児童・生徒の日常活動による成果の発表などの目的で行われる学校行事である。学園祭(がくえんさい)・学校祭(がっこうさい)(英称はどちらも school festival)などともいう。また、小学校などの初等教育では、学芸会(がくげいかい。学校によっては学習発表会(がくしゅうはっぴょうかい)などの別の呼称を持つこともある)と呼ぶ事が多い。 そして保育所や幼稚園では生活発表会と呼ぶことが多い。

学習指導要領における文化祭の法的な位置づけは、特別活動領域における「平素の学習活動の成果を総合的に生かし、その向上の意欲を一層高めるような活動を行うこと」を目的とした「学芸的行事」の一種とされている。文化祭は初等教育・中等教育における正規の教育課程であるため、児童・生徒の履修が義務づけられており、その開催日時および準備日時は、学習指導要領上の「出席しなければならない日数」および「授業時数」に算入される。この点は、課外活動である大学祭とは異なる。
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文化祭には、学校の外部から様々な人々が通例訪れる。多くの人々は、文化祭を楽しむ目的で訪れる。また、その学校に対して興味や関心がある人や入学を希望している人、保護者などは、学校で行われている活動や校風について見るためにも足を運ぶといわれる。

2009年08月06日

街道レーサー

街道レーサーとは、前述の通り以前は「走り屋」の同義語であったが、現在では主にシャコタン、リムの深いホイール、派手な装飾パーツ、大音響のエンジン音などの改造を施した旧車のことを指す俗称。「族車(暴走族の改造車)」とほぼ同じ意味で使用されており、こういった改造は旧車愛好の一つのスタイルとなっている。由来は、1980年代に登場したモーターマガジン社の自動車雑誌「ホリデーオート」の読者投稿コーナー「Oh!MY街道レーサー」で、前述のスタイルの改造車が数多く登場したことによる。「レーサー」とついているが、最高速やテクニックでは競わず、危険な走りはしない旧車愛好家であることが多いが、一方で、このような改造車の暴走族は現在でも存在している。
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海外でも、オートバイや車で300km/h以上の高速走行をする者がおり、また、その様子を撮影した動画がインターネット上に投稿されることもある。また、オートバイ同士や自動車同士、オートバイと自動車の対決などを投稿する者もいる。アップロードされている大部分の動画が公道で行われているため、海外の交通法規と照らし合わせてみても違法行為と思われる。

アメリカでは峠道が少ないために日本で言うローリング族はほとんど見受けられない。工業地帯や郊外の直線道路を使ったドラッグレースが盛んで、バイクであれば各社のスポーツタイプのバイク、自動車であれば古いアメ車や日本製のスポーツカーが広く使われる。

2009年07月25日

心のありかたを求めているものに宗教がある

心のありかたを求めているものに宗教がある。例えば日本では、空海は『秘密曼荼羅十住心論』において、心の段階を10の層に分けて、最後の密教的な境地への悟りが深まる道筋を説いている。

認知宗教学あるいは宗教認知心理学は人の心がどのように宗教を作り出し維持しているかを明らかにしようと試みる認知科学の関連分野である。
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「こころ」は、意思などが「宿る何か」だけでなく、意思的な作用そのものを指すこともある。「心を受け継ぐ」などと表現する。 現代風に譬えるならば、PCのハードではなく、ソフトウェアを指している、とでも表現できよう。ソフトウェアはPCからPCへと自在に移りながら働いてゆく。見方によっては、ソフトウェアのほうが主体で、ひとつひとつのPCはただの乗り物にすぎない、とも言える。同じように、「こころ」がそれ自体ひとつの"生きもの"であり、人間はそれを受け取っている器という発想もある。

チャールズ・サンダース・パースは「人間記号論」において、「ことば」そのものが独自のいのちを持っており、成長し、増殖・衰退もするのであり、人間の集団はその「ことば」の"interpretant"(解釈体)としての面があることを指摘している。

2009年07月12日

ロシア革命が発生して

第一次世界大戦の末期にはロシア革命が発生して、マルクス・レーニン主義を標榜する社会主義国が誕生し、第二次世界大戦後は社会主義(共産主義)陣営と資本主義(自由主義)陣営の間で冷戦や、朝鮮戦争やベトナム戦争などの代理戦争が続いた。西側諸国内でも資本主義勢力と社会主義勢力と社民主義勢力の対立が生まれ、東側諸国でもソ連型社会主義と自主管理社会主義の対立、中ソ対立などが起こった。一方で非共産主義諸国でも、西側諸国でのニューディール政策など混合経済化が進んだ。
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しかし、共産党一党独裁のもとに中央集権型の官僚主義が構築されたソ連型社会主義は、特にレオニード・ブレジネフ指導体制の成立後は停滞する。1989年には東欧革命が、1991年にはソ連崩壊が発生し、「社会主義」のイメージは世界的に失墜した。共産党独裁体制が続く中華人民共和国やベトナムは市場原理の導入を進め、事実上の混合経済体制を築いている。

現在では、社会民主主義では市民主義、軍縮、反原発、環境問題、反グローバリゼーションなども主要なテーマとなっており(ただしこれらのテーマは本来の社民主義とは別の概念)、一部はアナキズムの潮流とも関連する。また従来の社会民主主義に新自由主義の市場原理主義を取り入れた「第三の道」路線も登場している。

2009年06月29日

イデオロギーの終焉を説く声が強まっている

冷戦の終結後、イデオロギーの終焉を説く声が強まっている。社会民主的な中道・福祉政党が世界の大勢を占め、かつてのようなイデオロギーをふりかざすことなく職業的・専門的な政治家・官僚によって純粋に生活向上が図られる世界に向かっているのが現代である、という分析である。また思想の面からは主に構造主義者によってイデオロギーはディスクールに還元可能であるとされた。

しかし、これらの事実はイデオロギーの終焉を必ずしも意味しない。以下代表的なイデオロギー終焉論について簡単な内容を記すとともに、その問題点を指摘する。
資本主義社会はその経済論理をすべての階級に及ぼし、同化吸収的に階級社会を消滅させたと説かれた。ゆえにこのような社会では階級闘争は終結し、それに伴って深刻なイデオロギー的対立は解消したとされた。

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しかしマルクスの見方には大きな欠陥がある。階級的な利害がイデオロギー的であることはもちろんであるが、イデオロギー自身は必ずしも階級的な利害を必要としない。つまりイデオロギーは何らかの階級制度や階級闘争を前提としない。前述のヴェイユの立場からも階級社会が解消されてもイデオロギー的抑圧がなお存在するであろうことはおそらく確実であると思われる。そもそも社会を階級闘争的にみる見方でさえ、社会的抑圧の形態を偽っているという意味でイデオロギー的であるといえる。

またフーコーら構造主義の哲学では制度や権力に結びつく言語表現としてのディスクールによってイデオロギーは置き換え可能だとされた。彼らは実際生活上あらゆる言語は意識的にしろ無意識的にしろ権力や政治と結びついていない言語はないし、またあらゆる言語は政治的になりうることを主張し、そのような言語ないし言語的コミュニケーションをディスクールと名付けた。

2009年06月11日

エリザベス・キューブラー=ロス

エリザベス・キューブラー・ロス(Elisabeth Kübler-Ross, M.D.、1926年7月8日 - 2004年8月24日)は、精神科医で、死と死ぬことについての画期的な本(『死ぬ瞬間』)の著者 。その本の中で彼女は初めて今日死の受容のプロセスと呼ばれているキューブラー・ロスモデルを提唱している。まさに死の間際にある患者とのかかわりや悲哀(Grief)や悲哀の仕事(Grief work)についての先駆的な業績で知られる。

キューブラー・ロスは、スイスのチューリッヒに、三つ子姉妹の長女として生まれる。父親が医学部進学に反対で、自ら学費を捻出するため、当初は専門学校を経て、検査技師をしていた。その後、1957年、31歳の時にチューリッヒ大学医学部を卒業している。彼女は医学部での学生時代に知り合ったアメリカ人留学生マニー・ロスと共に1958年学業をさらに続け、また働き口を探すべくアメリカにわたった。

彼女が自身の医療活動を始めようとした時、病院が死に掛けている患者を扱う態度に、愕然とさせられる。そこで、病気の患者をどう扱うべきなのかという一連の講義を始めた。これが、1961年の死と死ぬことについての講義につながっていく。1963年には、コロラド大学で精神科医の単位を取得している。彼女は、死をテーマにして20冊もの本を書き、世界各地で数多くの講演などを行った。1974年から1996年の間にそれらの業績に対して、複数の大学、単科大学から20の名誉博士号を授与されている。
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太陽系
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風水
北海道
肥満
インディアカ
核医学
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性行為感染症
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デング熱
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色素性乾皮症
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私財を投じて死に向う患者のための施設(センター Center)を開設し精力的に活動を行なった。現在、この活動はホスピス運動の嚆矢のひとつと考えられている。彼女が、ホスピス運動を創始したわけではないが、それを推進した人々は、まさに彼女によってこの運動がいのちを与えられたのだと異口同音に語っている。

やがて、彼女は死への過程のみならず、死後の世界に関心を向けるようになった。幽体離脱を体験したと主張し、霊的存在との交流に傾倒していった彼女を崇める人々もいた一方、彼女の夫のように、彼女から離れていった人々も少なくない。

晩年にはエイズ患者へのかかわりを深め、エイズ患者のための新たなセンターの開設を計画したが、そのために近隣住民との深刻な軋轢を生み、最終的に拠点センターの閉鎖、移転を余儀なくされた。拠点センターは原因不明の火事により全焼したが、彼女はこの事件を対立する住民による放火であると認識していた。

彼女は、1995年に脳梗塞に見舞われ左半身麻痺になった。その苦悩を2002年、アリゾナ・リパブリック紙のインタビューで語っている。2004年にアリゾナ州のスコットデールの自宅で亡くなった。