被服
被服(ひふく)とは、本来「着るもの」との意味である。
現在、一般的には「着るもの」の呼称として衣類さらには衣服の語を用いることが多い。ただし、これらの語は被服に比べるとその範疇において限定的な意味合いが強い。また、「身につけるもの」としては服飾、服装の語も多用される。
一方で、被服の語は学術研究や教育、行政など特定の分野で用いられることが多く、したがって、専門用語としての理解と取り扱いも必要な語となっている。
被服学など学術的な分野における被服とは、衣類(衣服)、装身具(装飾品)などを含む人体の表面近傍に於いて用いることを目的とするものを総称しており服飾などの語よりも広義に捉えられる。
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人体あるいはその一部に纏ったり付けたりする目的で用い、形状もそれに適した物体を指す。現状においては、多くの場合、布(布帛)を縫合して着用に適した形状に仕立てた繊維製品である。
さらに人体の表面からその個人の最外層の間に存在する物体または環境、人体の近接環境などと捉えることもできる。前者の場合には、基本的に個人の自由意志により選択し改変することが可能な領域で、その領域内にはその個人のみが人間として存する。後者の場合には、生活環境を人間の近接環境である被服、近隣環境である住居(インテリア)に分割して考えている。なお、この場合においては人間の密接環境として化粧を取り上げることもできる。また、化粧に関しては、「塗る被服」と捉える事も可能である。